惑星直列は、2025年2月28日頃が見頃です!
惑星直列は本日見頃です!2025年に発生する惑星直列について、SNSでも注目が集まっています。
惑星直列とは、複数の惑星がほぼ一直線に並ぶ現象のことを言います。
この惑星直列は、スピリチュアル的な意味もあります。
2025年に起こる惑星直列はいつ発生し、どのように観察できるのでしょうか。
また、過去の惑星直列も気になるところです。
この記事では、惑星直列について調べたことをまとめています。
早速、見ていきましょう!
惑星直列とは?

惑星直列ってなに?調べてみました!
簡単に説明すると・・・
複数の惑星が地球から見て、ほぼ一直線上に並んで見える天文現象のこと
惑星直列の特徴は以下の3点にまとめることができます。
- 複数の惑星が太陽に向かってほぼ一直線に並ぶ現象
- 完全な一直線上に並ぶことは極めて稀で、通常は90度以内の扇形範囲に惑星が集まる状態を指す
- 惑星の数や許容範囲の定義によって、発生頻度は大きく異なる
5つか6つの惑星が夜空の同じエリアに集まり、まるで一列に並んでいるように見える現象のことを「惑星直列」と読んでいます。
惑星直列には、大きくわけて4つの種類があり、以下のように区分されています。
- 3つの惑星「ミニ惑星直列」
- 4つの惑星「小惑星直列 」
- 5~6つの惑星「大型惑星直列」
- 太陽系の惑星すべて(および冥王星も)「フル惑星直列」
惑星直列といっても、惑星が一直線に並んでいる現象は稀で、夜空に集まって見える現象も含めて「惑星直列」と読んでいるようです。
なんと、水星から土星までの6惑星が最も完全な一直線上に並ぶ惑星直列は、6000年に4回しか見られないとのこと!
SNSでも注目されている惑星直列ですが、調べたところ2025年には4回観測することが可能のようです!
次の項目では、「2025年に見られる惑星直列はいつなのか?」見ていきましょう!
2025年の惑星直列はいつ?
2025年に惑星直列が見れる期間は計4回です。
①2025年1月21日頃
6つの惑星(火星、木星、天王星、海王星、金星、土星)の大惑星直列
最適な観測時間は日没直後
②2025年2月28日頃
7つの惑星(土星、水星、海王星、金星、天王星、木星、火星)が一列に並ぶフル惑星直列が起こる
太陽が地平線に沈む頃から観測可能
③2025年4月15日頃
4つの惑星(海王星、水星、土星、金星)の小惑星直列
観測可能な時間帯:朝
④2025年8月11日頃
6つの惑星(水星、木星、金星、天王星、海王星、土星)の大惑星直列
観測可能な時間帯:朝
惑星直列が見れる時間や方角は?
①2025年1月21日頃
見える惑星▶金星、火星、木星、土星、天王星、海王星の6つの惑星
見える方角▶南西から南東の空
見える時間▶日没後から夜間にかけて、特に午後5時から9時頃
【観測条件】
・金星、火星、木星、土星は肉眼で観測可能
・天王星と海王星は双眼鏡や望遠鏡が必要
②2025年2月28日頃
見える惑星▶水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星の7つの惑星
見える方角▶西側の地平線付近
見える時間▶日没直後、夕暮れの明るさが残る時間帯
【観測条件】
・水星、金星、火星、木星は肉眼で観測可能
・天王星と海王星は双眼鏡や望遠鏡が必要
・土星と水星の観測は難しい可能性あり
直接観測が難しい場合は、星空アプリなどを活用して見るのも一つの方法です!
YouTubeなどでは、リアルタイムで星空観測をしている場合もあるので調べて見てくださいね。
惑星直列のスピリチュアル的な意味とは?
惑星直列は、惑星のエネルギーが重なり合うことで、私たちにも強い影響があるとスピリュアル的な見方として意味があると考えられています。
星座ごとに影響を受ける惑星が異なるため、感じる変化も星座ごとに異なる特徴を持つと言われています。
▼惑星直列のスピリチュアルな見方として、主に以下の3点にまとめることができます。
- 大きな変化の予感
人生の転換点を意味する
新しい可能性の到来を示唆する
- 精神的な成長
内なる目覚めのチャンス
直感力が高まる時期
- 新しい始まり
過去から解放される
新たな人生の扉が開く
▼惑星ごとに私達にもたらすエネルギーの意味を簡単にまとめると以下のとおりです。
水星
知性とコミュニケーションを象徴する惑星
目標達成に重要な役割を果たす
金星
愛と調和を象徴する惑星
人間関係や感性を大切にする時期
火星
行動力や勇気を象徴する惑星
停滞していた状況に活気を与え、前進するためのきっかけをもたらす
木星
幸運と成長を象徴する惑星
展望を広げ、新たなチャンスに気づく力を高める
土星
責任感や自己規律を象徴する惑星
長期的な目標や人生の基盤を選ぶ良い機会をもたらす
天王星、海王星
天王星は革新、海王星は直感を象徴する惑星
新たな可能性やスピリチュアルな気づきを提案
これらは科学的な根拠はありませんが、それぞれの惑星ごとにエネルギーを持ち、意味があると考えられています。

スピリチュアル的な見方として、参考にしてみてくださいね。
惑星直列とグランドクロス|何が起こる?
「惑星直列」とはなにか調べていたところ、「グランドクロス」という言葉も一緒にみられます。
グランドクロスとは何でしょうか?
「惑星直列」は、実際の天文現象に対して、
「グランドクロス」は、占星術的な概念
簡単に説明すると…
4つの惑星の配置が地球を中心にして十字型になる現象
グランドクロスの現象では、惑星直列と同様、天体が完全に一直線上に並ぶわけではなく、一定の範囲内で十字型に近い配置になることが特徴です。
何が起こる?
天文学的に珍しい配置として注目される一方で、その影響については様々な議論があります。
一部では、グランドクロスが地球に壊滅的な影響をもたらすとするオカルト的な主張が存在します。
具体的には、惑星の引力が地球に影響を与え、大規模な地震を引き起こす可能性があるという説です。

しかし、これらの主張には科学的な根拠がありません。
科学的には、グランドクロスが地球に特別な影響を及ぼすことはないとされています。
このため、グランドクロスが原因で地球に異常が発生する可能性は非常に低いと考えられています。
1999年8月18日には大規模なグランドクロスが発生しました。
この際には、一部で大災害が予言されていましたが、実際には予言されていたような事態は起こりませんでした。
占星術では、グランドクロスは凶座相を意味し、持ち主に多くの試練や対立をもたらすとされているそうです。
凶座相は吉座相に比べてエネルギーが大きいとされています。
▼凶座相の意味▼
緊張や矛盾
障害や格闘
困難や圧迫
▼解釈の変化▼
最近では単純に「凶」と判断せず、成長の機会や突破口として捉えられています。
しかし同時に、大きな成長の機会や突破口につながる可能性も示唆されています。
過去の惑星直列
過去の惑星直列の具体的な例には以下のようなものがあります。
1128年4月7日〜5月19日
水星から海王星までの8個の惑星が太陽を中心とする39.0度の扇型内に収まる
これは過去6000年間で最も直列に近い配置とされている
1982年3月10日
水星から冥王星までの全惑星が太陽を中心とする90度あまりの扇形範囲に集まる
この現象は数年前から予測され、多くのメディアで取り上げられる
1991年7月18日
日没後約40分間、200年の間では最もすばらしい惑星直列
水星、金星、火星、木星、土星がきれいに一直線上に並ぶ
この直線の延長上にバレー彗星、天王星・海王星もほぼ沿っていた
その他の過去の惑星直列
989年5月13日〜6月18日:75.8度の扇型内に収まる
1307年3月27日〜5月17日:47.1度の扇型内に収まる
1666年9月15日〜10月3日:85.1度の扇型内に収まる
これらの惑星直列は、全ての惑星が完全に一直線上に並ぶわけではなく、ある程度の角度範囲内に収まる現象を指します。
まとめ
惑星直列は天文学的に貴重な現象であり、注目の天体観賞ショーとなります。
2025 年の惑星直列を観測するために、いつ観察できるか、どの方角から見ることができるのかを事前に把握しておくことが重要です。
スピリアルチュアル的な意味についても触れました。
惑星直列がもたらす影響やエネルギーの変化に興味を持つ方も少なくないのではないでしょうか。
より注意深く行動していくための指標となります。
2025年の惑星直列を見逃さないよう、チェックしていただき、神秘的な現象に触れてみてください!
コメント