氷濤まつりと氷瀑まつりの違いを比較!2025の開催期間や入場料も

道央エリア

北海道の冬を彩る氷がテーマの代表的なイベントと言えば、千歳市の「氷濤まつり」層雲峡の「氷瀑まつり」です。

しかし、氷濤まつりと氷瀑まつりには、それぞれ異なる魅力や特徴があり、開催地や内容にも違いがあります。

この記事では、

  • 「氷濤まつり」と「氷瀑まつり」の違い
  • 2025年の「氷濤まつり」と「氷瀑まつり」それぞれの開催期間や入場料
  • アクセス方法やアクティビティの情報
  • 「氷濤まつり」と「氷瀑まつり」を楽しむための基本の服装について

詳しくお伝えします。

似ているようで違う、氷濤まつりと氷瀑まつりのそれぞれの違いと魅力を知り、訪れる際の参考にしてくださいね。

氷濤まつりと氷瀑まつり3つの違いを深堀り!

自然の氷の美しい造形が楽しめる北海道の冬イベントとして「氷濤まつり」「氷瀑まつり」があります。

名前が似ているため混同されがちですが、実際にはいくつかの大きな違いがあります。

この項目では、 

  • 読み方の違いと由来
  • 開催地の違い
  • 作り方の違い

「氷濤まつり」と「氷瀑まつり」の3つの違いについて深堀りしていきます。

合わせて、氷濤まつりと氷瀑まつりそれぞれの開催情報についても解説していきますね。

それでは、それぞれの違いを順番に見ていきましょう!

読み方の違い/氷濤(ひょうとう)と氷瀑(ひょうばく)

まず、名前の「読み方」とその「由来」に注目してみましょう。

氷濤まつり(ひょうとうまつり)の”濤”とは、大きな波を表す漢字です。

千歳市にある支笏湖(しこつこ)の水を使って作られた氷の造形が、波のように立ち上がる様子をイメージしています。

氷瀑まつり(ひょうばくまつり)の”瀑”は滝を意味します。

層雲峡エリアにある大自然の滝が冬に凍りつく氷瀑をモチーフにしたイベントです。

このように、「氷濤まつり」と「氷瀑まつり」はそれぞれ異なる自然現象にインスピレーションを受けて名付けられています。

名前そのものが地域の個性を反映しており、訪れるだけでその土地ならではの魅力を体感できる点が最大の特徴です。

この違いを理解すると、両方のまつりをより楽しめるはずです。

開催地の違い/千歳市と層雲峡

「氷濤まつり」と「氷瀑まつり」は、開催地が違います。

氷濤まつり「北海道千歳市の支笏湖周辺」で開催されます。

支笏湖は日本有数の透明度を誇る湖で、冬にはその湖水を使った美しい氷の彫刻が立ち並ぶ光景が広がります。

氷瀑まつり「北海道大雪山国立公園内の層雲峡温泉」開催されます。

層雲峡は四季折々の自然美が楽しめる温泉地で、冬には氷と雪が織りなす壮大な景色が広がります。

氷濤まつり、氷瀑まつりともに、開催地が持つ自然環境を最大限に活かした演出が特徴です。

どちらも北海道の冬を満喫できるスポットです。それぞれ場所が違うため、行きやすさや周辺観光の楽しみ方でも変わってきますね。

氷像の作り方の違い

氷濤まつりと氷瀑まつりは、氷像や装飾の作り方にも違いがあります。

千歳市の氷濤まつりでは、支笏湖の水をポンプで汲み上げ、何層にもわたって凍らせることで波のような形状を作り出します。

透明度が非常に高い支笏湖の水だからこそ、光を通した際の美しさが際立ちます。

11月中旬・・・骨組み作り、自然に戻る網を使用し骨組みに掛けていく 
       支笏湖から組み上げた総量10万トンにも及ぶ水を網に掛けていく
12月・・・・・スタッフが交代で徹夜で水を噴霧
       成形やライト点灯

層雲峡の氷瀑まつりでは、雪と氷を組み合わせた造形が特徴的です。

11月上旬・・・氷像の原型となる丸太を組む 
12月・・・・・できあがった骨組みに石狩川から汲み上げた水を吹きかける
       少しずつ垂れ下がるつららを大きくしていく
       1か月半かけて氷像を完成させていく

山間部の寒さを活かしながら、水を吹き付けて氷柱を形成する技術が使われています。

その結果、力強く自然の滝を思わせるダイナミックな造形が完成します。

氷濤まつり」は支笏湖の澄んだ水を使った氷像が昼は支笏湖ブルーと呼ばれるナチュラルブルーに輝き、夜は色とりどりの世界が楽しめる!

氷瀑まつり」は石狩川の水を吹きかけ自然を生かして作られた層雲峡の圧倒的なスケール感を背景にした氷の世界が楽しめる!

氷濤まつりと氷瀑まつりともに、地元の技術者たちが一つひとつ手作業で作り上げており、訪れる人々を驚かせる独特の景観を演出しています。

氷濤まつりと氷瀑まつりの作り方の違いを知ることで、両イベントの背景にある努力や工夫にさらに感謝の気持ちが湧くことでしょう。

【千歳】支笏湖 氷濤まつり2025の開催内容や見どころは?

支笏湖の透明度を活かした美しい氷像が楽しめる「氷濤まつり」ですが、2025年も千歳市での開催が予定され、多くの観光客が訪れる冬の恒例イベントです。

ここでは、2025年の「氷濤まつり」の開催期間や入場料、アクティビティ、アクセス方法について詳しく解説します。

千歳市支笏湖 氷濤まつり2025の開催期間

氷濤まつり2025の開催期間は、2025年2月1日(土)から2月24日(月・祝)までの予定です。

毎日10:00から20:00まで楽しむことができ、日中は支笏湖ブルーに輝く氷像が美しく映えます。

16:30から20:00まではライトアップが行われ、幻想的な雰囲気に包まれます。

この期間中は、昼と夜で異なる表情を見せる氷像を楽しめるのが魅力です。

訪問の際は、特に週末や祝日が混雑する可能性が高いため、平日の来場を検討するのもおすすめです。

また、天候によっては一部プログラムが変更になる場合があるため、公式情報を事前に確認しておくと良いでしょう。

千歳市支笏湖 氷濤まつり2025の入場料

氷濤まつり2025の入場料は、中学生以上が1,000円、小学生以下は無料です。

ちなみに、2024年の入場料は高校生以上500円、中学生以下無料でした。

支払い対象と料金が変更になっていますので、ご注意くださいね。

入場料は値上げしていますが、氷濤まつりや周辺のアクティビティがお得になる特典があるので、ぜひご活用ください!

\入場料がお得になる2大特典/
①氷濤まつり入場券をお持ちの場合
氷濤まつりのコラボ会場「ノース・スノーランドin千歳」の入場料が無料 
※入場券1枚につき5名様まで(2025/2/1~2/28)

②スノーランド入場証明をお持ちの場合
氷濤まつりの入場料が割引に! 
※入場証明1枚につき1名様まで

みりぃ
みりぃ

子連れのかたはもちろん、お友達同士でも楽しめますね

コラボ会場内での体験やアクティビティは別途料金が必要です。アクテビティについては次の項目で解説していきますね。

千歳市支笏湖 氷濤まつり2025の見どころ

氷濤まつり2025は支笏湖の高水質を活かした氷像は、昼間は自然光で輝き、夜にはライトアップで幻想的な雰囲気を楽しめます。

氷濤まつりでは花火や滑り台のアクテビティは行われていません。訪れる際は公式サイトやX(旧ツイッター)などをご確認の上訪れてくださいね。

氷濤まつりの見どころ①/
氷濤まつりの裏側を知ることができる地元ガイドによる「氷の美術館」ガイドツアーはいかかでしょうか?

氷像作りの裏側など普段見ることが出来ない氷濤まつりのすべてを地元ガイドの解説付きで観覧できるツアーです。個人向けと団体向けで開催されます。

氷濤まつりの見どころ②/
子ども連れの方には雪国ならではのアクテビティが楽しめる「ノース・スノーランドin千歳」が好評です。

氷濤まつり周辺に「ノース・スノーランドin千歳」という雪のアクティビティスポットがあり、スノーモービルやチューブスライダーなど冬ならではの体験が満喫できます。

千歳・支笏湖 氷濤まつり会場までのアクセス方法

氷濤まつり2025の会場は、北海道千歳市の支笏湖温泉に位置しています。

会場:北海道千歳市支笏湖温泉

公共交通機関を利用する場合
バスの本数が限られているため、事前に時刻表を確認しておくとスムーズです。

JR千歳駅から北海道中央バスで約44分、終点の「支笏湖」で下車すると、会場はすぐ目の前です。

また、新千歳空港から車で約15分、バスなら約55分でアクセス可能です。

普通自動車で訪れる場合
会場付近に無料の駐車場があるため安心です。

ただし、混雑が予想される時間帯や天候によっては、駐車場の利用に制限がかかる場合もあるので注意してください。

市街地から比較的近いロケーションにあるため、日帰りでも十分楽しめます。

氷濤まつりの駐車場について

千歳・支笏湖氷濤まつりの駐車場は、訪問者にとって便利な立地と充実した設備が特徴です。

主に「支笏湖駐車場」が利用され、支笏湖温泉街に近く、アクセスしやすい場所に位置しています。

約300台で、第3駐車場と第4駐車場が主に利用されるほか、期間中は臨時駐車場も設けられます。

冬期間(12月1日〜3月31日)は普通車や二輪車の駐車料金が無料で利用可能です。

その他マイクロバスや大型バスは年間有料となります。

【層雲峡】氷瀑まつり2025の開催内容は見どころは?

「氷瀑まつり2025」は、北海道の冬を代表するイベントの一つで、層雲峡温泉で開催されます。

壮大な氷像と幻想的なライトアップが織りなす風景が訪れる人々を魅了します。

ここでは、2025年の「氷瀑まつり」の開催期間や入場料、アクティビティ、アクセス方法、駐車場について詳しくご紹介します。

層雲峡 氷瀑まつり2025開催期間

氷瀑まつり2025の開催期間は、2025年1月25日(土)から3月9日(日)までとなっています。

平日は17:00から21:30(最終入場21:15)、土日祝日および2月1日から11日の期間中は11:00から21:30(最終入場21:15)まで開場しています。

期間中は、昼間から夜まで違った魅力を楽しむことができ、夜間にはライトアップされた氷像が幻想的な雰囲気を演出します。

氷瀑まつりに訪れる際は、気温が非常に低いことが予想されるため、防寒対策をしっかりと整えてお越しください。

層雲峡 氷瀑まつり2025の入場料

氷瀑まつり2025では、協力金として中学生以上1,000円が必要です。小学生以下は無料となっています。

ちなみに、2024年の入場料は中学生以下500円でした。

料金が変更になっていますので、ご注意くださいね。

この入場料には、氷像の鑑賞やライトアップの観覧、さまざまなイベントへの参加が含まれています。

また、会場内で提供される温かい飲み物や軽食も有料で楽しむことができ、寒い冬の日にほっとひと息つけるポイントです。

層雲峡 氷瀑まつり2025の見どころ

氷瀑まつり2025では、会場内に多彩なアクティビティが目白押しです。

高さ約13メートルの氷の展望台や氷の部屋、大小約30基の氷像が展示され、昼間は自然光の中で、夜間は7色にライトアップされた幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

また、氷のチューブすべり台や「氷瀑神社」なども設置され、子どもから大人まで楽しめる内容が充実しています。

さらに、氷瀑まつりの期間中は毎日花火が打ち上げられ、冬の夜空を彩ります。

その他、ステージイベントや地元の特産品を味わえる屋台が見どころです。

氷瀑まつり会場までのアクセス方法

氷瀑まつり2025の会場は、北海道上川郡上川町の層雲峡温泉特設会場です。

会場:北海道上川郡上川町層雲峡

公共交通機関を利用する場合
JR上川駅からバスで約30分、「層雲峡」バス停で下車し、徒歩約5分で到着します。

車でのアクセス
旭川紋別自動車道上川層雲峡ICから約25分の距離です。

国道39号線を進み、層雲峡温泉に入ると分かりやすい案内が設置されています。

アクセスしやすいロケーションにあるため、道外や海外からの観光客にも人気のイベントです。

ただし、冬季は道路が凍結している可能性が高いので、安全運転を心がけましょう。

氷瀑まつりの駐車場について

氷瀑まつり2025の会場周辺には無料駐車場が完備されています。

層雲峡公共駐車場は、普通車182台、大型車22台を収容可能です。

駐車場から会場までは徒歩約2〜3分と近く、便利なロケーションにあります。

また、層雲峡温泉内の各宿泊施設やホテルも無料駐車場を提供していますが、台数に限りがあるため早めの到着がおすすめです。

特に混雑が予想される週末やイベント開催時は、公共駐車場を利用する計画を立てると安心です。

駐車場から会場までの道は雪や氷で滑りやすくなっていますので、防滑性の高い靴やスノーブーツを準備することをおすすめします。

氷濤まつりと氷瀑まつりを楽しむための基本の服装

氷濤まつりや氷瀑まつりは、冬の北海道ならではの厳しい寒さの中で開催されるイベントです。

そのため、事前に正しい服装を準備しておくことが、快適に楽しむための鍵となります。

この項目では、氷濤まつりや氷瀑まつりを快適に楽しむための服装選びのポイントを具体的にご紹介しますね。

ヒートテック上下私はユニクロのヒートテックを愛用しています。
通常のヒートテックであれば、上は2枚重ね着もおすすめ、超極暖ヒートテックでもよいですが、普段着使いには通常のヒートテックが便利なので、私は冬の野外ではヒートテックの重ね着をしています。
厚手の靴下足先から冷えてしまうのを防ぎます。
通常の少し厚めの靴下+足先用カイロを上と下に貼るのもおすすめです。
トレーナー+チャック前開きのフリースセーターでも温かいですが着ぶくれしてしまうので、私はトレーナー派です。乗り物の中や室内に入る場合、暑くなってしまう場合もあるため、調整できる重ね着がおすすめです。
スノーウエアー上下だけではなく、下も必須です!私の押しはmont-bellのスノーウエアーです。
子供用も薄手ですが、とても暖かく、価格も他のブランド物に比べて購入しやすく、3人目にお下がりしていますが、もちが良いなと感じています。
ボトムス暖かいスノーウエア(下)+ヒートテック(下)を身につけることができれば、いつもの履き慣れたボトムスで良いかと思います。
裏起毛のものでも良いですが、カイロを貼ったり、ヒートテックを履けば、結構温まります。
カイロ寒い状況にあわせて、カイロを腰やお腹に貼ったり、ポケットにカイロを忍ばせておいてください。
出発する室内からカイロをつけていると、汗をかいて外で冷えてしまう原因にもなるので、カイロを使うタイミングには気をつけてください!
会場につく直前か会場で冷えてしまう前に貼るなど、タイミングが大事です!
寒さ対策にはカイロ必須ですが、子どもの場合は貼るカイロは必要ないかなと思います。手がかじかんでしまったときなどに貼らないカイロを使うのがおすすめです。
手袋私は指先を使いたくても手袋の指先が合わず脱ぐ回数が多いため、手袋に片方づつ腕にはめるゴムをつけています。
輪っかのゴムに紐があり、その先にホックがあるので取り外し可能です。
子供の手袋にもつけています。
腕につけておくことができるので、手袋脱いで落としちゃった!という心配がありません。
小さいお子さんだと両手袋をつなげて腕に通す紐がありますが、脱ぎ着するときに絡まってしまうことがよくあるため、片方づつ腕にはめるゴムがおすすめです!
耳までかくれる帽子や耳当てネックウォーマー首周りが冷えないように首元もまでチャックが上がるアウターが良いですが、それにプラスして、ネックウォーマーがあると、顔周りも寒さから防ぐことができます。
手首、足首、首が冷えないような身支度を意識して準備すると良いですよ。
スノーシューズ滑らず温かなものを選びましょう。子供の場合は短いブーツよりも長さのある長靴がおすすめです。
雪が入らないように、長靴にとりつけるスノーカバーがあるとなおよいです。
スノーカバーのサイズはぴったりサイズだとスノーウエアに被すことができず、とてもやりづらいです。上げ下げしやすいように、ゆったりめのサイズを選んでくださいね。
みりぃ
みりぃ

氷濤まつりと氷瀑まつりを楽しむためには防寒対策は必須です!

まとめ

「氷濤まつり」と「氷瀑まつり」は、どちらも北海道の魅力を秘めた素晴らしいイベントです。

それぞれ、千歳市と層雲峡という異なるロケーションで開催され、会場の雰囲気やアクティビティ、氷像の作り方などに違いがあります。

「氷濤まつり」は支笏湖の透明度あるブルーの氷像やライトアップが特徴的で、コラボ会場には家族連れにぴったりなアクティビティも充実しています。

「氷瀑まつり」は大自然の迫力を背景にした氷像や展望台、氷濤まつりにはない花火を鑑賞することができ、幻想的な体験を求める方におすすめです。

どちらも価値のあるイベントですが、それぞれの違いを知ることで、自分の目的や好みに合った祭りを選ぶことができます。

寒さ対策をしっかり行い、家族や友人と一緒に北海道ならではの「氷濤まつり」と「氷瀑まつり」の違いを比較していただき、冬の特別な思い出を作ってくださいね。

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